美しいアチチュードを!上達のコツ|NOAバレエ教室

1442595_s.jpg


-はじめに


皆さんアチチュードという言葉はご存じですか?
聞いたことない方も、見れば「あー!!見たことある!」という方がほとんどだと思います。
ここではそんなアチチュードについて、いろいろ説明していきたいと思います。


■ アチチュードとは


アチチュードは、バレエにおける技法の1つで、アチチュードにはいろいろの形がありますがが、共通の概念としては「片方の脚を軸にして立ち、もう一方の脚は膝を約90度に曲げて体の前方または後方に持ち上げて保つ」ポーズです。
アラベスクとともに、クラシック・バレエにおいて重要で美しい姿勢とされ、頻繁に用いられます。


■ アチチュードのバリエーション


アチチュードにもいろいろな種類があり、覚えればバリエーションの幅も増えます。


・アティテュード・クロワゼ・ドゥヴァン
・アティテュード・ア・ラ・スゴンド
・アティテュード・エファセ・デリエール


などあります。手の位置、脚の位置によって名前が変わります。


■ アチチュードのコツ


アチチュード後ろの形は、
1. 後ろに上げた膝を強く後ろへ引く。
2. 膝の向きは横を保つ。
3. 上半身の両肩は水平を保つ。
4. 軸脚に乗り過ぎないように(座らないように)上半身を強く上に引き上げる。
5. 動脚が90度以上の時は、上半身を湾曲させる。
6. 上げた脚と反対側の肩をお互いに引き寄せる。
7. 上げた脚と同じ方の肩を前に押し出す。
8. 頭は積極的に回して動きに舞踊性を持たせる。


■ アチチュードのためのストレッチ


後ろアチチュードに曲げた脚(膝)を、バーに後ろ向きに 乗せて、後ろ手で、両手バーをつかんで、片脚での プリエ→ストレッチを繰り返すのは、上体も曲がらないですし おすすめです。
また、スプリッツで開脚した時に、後ろに上体を反らせる 練習なども、良いかと思います。 後は、立ったままで、片脚を後ろに上げて、つま先を つかむスケートのビールマン・スピンのポーズの ストレッチもお勧めです。 ストレッチの他にも、背筋を鍛えるトレーニングも同時に してください。 バレエで腰を痛めるダンサーや生徒は多いので、無理をしすぎないように気を付けて下さい。 小学生でも、腰痛持ちになったりしてしまいます。


-終わりに
美しいアチチュードは、華やかで難しいポーズですが、やっぱり基本ができていないといけないですね!
やっぱり、全てのバレエのエッセンスがつまっているからこそ美しいポーズになりえるのでしょう。
美しいアチチュードを目指して、これからも、つま先やアンディオールを意識したレッスンを重ねていきましょう!